検索結果画面に注目、ユーザーと同じモノを見る | HYBRIDウェブマーケティング

検索結果画面に注目、ユーザーと同じモノを見る

広告タイトル、広告文を客観的に見る

リスティング広告施策のほとんどの時間をアドワーズやグーグルアナリティクスのデータとにらめっこしていませんか。 確かにリスティング広告は入札金額の細かい調整や管理するデータが膨大です。 ただそれに没頭し過ぎると、数字に溺れてしまう事もあります。 そうならないためには、ユーザーが閲覧する検索結果画面を定期的にチェックする事が大切です。

いわゆるSEM(サーチエンジンマーケティング)の視点ですが、リスティング担当の方には、意外と見落とされている気がします。 これはSEOだけのモノではないですよね。自然検索結果と広告文は同じ画面に表示されているのですから、 リスティングプレイヤーもこの2つを同時にチェックする事は自然なことです。 アドワーズの「広告プレビュー」でも見れますが、実際に自分で検索して簡単に見ることが出来ます。

特に最近は右側表示の広告文が無くなるという、検索結果画面のUIの劇的な変更がありました。 自社の広告文が「ユーザーからどう見えているか」を見てみましょう。 見方のポイントはある程度期間を空けてチェックする事です。 それにより自社の広告文を新鮮に見ることが出来る為、客観的なユーザー視点を保つ事が出来ます。

さらに今、グーグルの「ユーザーファースト」の考えは、どんどん形になってますので、私たちはそれに対応しないといけません。 検索結果画面においても、検索者の意図(クエリ)や状況(デバイス)に合わせて、検索結果画面の表示が変換されているのです。PCかスマートフォンなどのデバイスによって、 自然検索のタイトルが書き換えられたり、検索クエリによって広告文が自然検索結果の上に表示されなかったりします。 それだけにユーザーと同じ画面を見る重要性は、より高まっています。

自社と競合の広告文を比較する

ここからは検索結果画面を見ることで、実際にリスティング広告にどう役立てていくかを書いていきます。 まずは広告文作成です。検索結果画面で自社の広告文と競合の広告文を比較することにより、広告文の差別化を図ることが出来ます。 リスティング広告はユーザーにとって、自社と競合を比較しやすい媒体です。 その為担当者側は、競合他社の中の1つに自社があるという相対的な視点が重要です。このユーザーの傾向を掴んでいれば、 他社より一歩先んじた広告文を作成できると考えています。

検索結果画面を見て他社の広告文を確認します。例えば価格訴求の広告文が多い場合、ここに同じ路線の広告文で出稿しても埋もれてしまい、 ユーザーの目に留まりません(ユーザーが「格安」等の検索クエリで検索していれば話は別です)。 この場合はあえて競合他社と異なる路線の広告文でPRする事も戦略の一つです。 例えば商品の質や利便性を訴求すると、内容だけでなく、「見た目」も差別化され、ユーザーの視認性を高める事が出来ます。

もちろん他の大切な要素とのバランスである、「広告文と実際のサービスのマッチング」、「そのキーワードで検索するユーザーの心理に応える」事が必要ですが、 このユニークである事も意識したい訴求のポイントです。 ただ競合の入札状況によって周りの広告文も異なりますので、時折確認が必要です。

広告文と自然検索結果の表示位置を把握する

また広告文だけでなく、同じ検索結果画面内でSEOの表示も確認しておきましょう。これら2つの互いの位置関係を把握する為です。

特定のキーワードで検索時、広告文、SEOの両方が検索結果画面に表示されている場合は、 検索連動型広告のクリック数、クリック率は自然検索結果の順位によって変わるといわれています。 ですがそれがどのくらい変わるかは競合の状況やキーワードの種類など、ケースバイケースだと思いませんか。 例えば自然検索結果の表示が1ページ目と3ページ目では、広告の効果が変動する可能性がありますよね!?色んな角度からユーザーを検証していきましょう。 マニアックなので、時間がある方は確認してみてはいかがでしょうか(笑)。

もう1つ個人的にためになると思っているのが、自社と関係ない分野の検索結果画面を見る事です。クリエイティブのヒントになるんですよね。 上位表示されている広告文は優れているものが多いです。良い部分を取り入れて、質の向上に役立てましょう。 まあこれは検索連動型広告だけではなく、世に出てる全てのキャッチフレーズに言える事ですが。 まったく関係ない分野でも自社に結びつけて考えれば、新たなアイディアが生まれるかもしれません。