直帰率の改善はナビゲーションに注目する | HYBRIDウェブマーケティング

直帰率の改善はナビゲーションに注目する

Freepikによるデザイン

サイトランディング後のユーザー行動

サイト担当者やWEBマーケターが直帰率を改善したい場合、サイトコンテンツやスニペット、広告文、またはページの読み込み速度に注目しがちですが、 サイト訪問直後のユーザー視点で考えると、サイト全体、つまりコンテンツだけでなく、ナビゲーションも見ているのではと考えます。

リピートユーザーはもちろん、たとえ新規ユーザーで1ページだけ見て満足したユーザーだとしても、必ずしも該当ページだけ見て離脱するわけではないですよね。 その際、有効なナビゲーションが設置してあれば、サイトを回遊してくれる(直帰率が下がる)可能性が高まると考えます。

有効なナビゲーションとは

では回遊を促進するには、どのようなナビゲーションが良いでしょうか。

  • サイトの情報、構成に見合ったナビゲーションの選択(項目分類型、格納型、上部型、左型など)
  • クリック先のページの内容が分かるタイトルをつける(気の利いたもの、ではなく意味の伝わるもの)
  • サイト内の現在地がわかるようにする(階層構造を表す)
  • 文言やデザインをシンプルに、わかりやすく記載する
  • ユーザーに関心のあるコンテンツをガイドする(「人気記事」「ランキング」等。人気のある、または見て欲しいコンテンツが下層ページに埋もれないようにする。 これはこのサイトも見習わないといけないです。)

ナビゲーションの効果測定

これまではサイト担当者目線で書きましたが、アクセス解析の担当者の場合は、ナビゲーションを変更したら、PVやクリック率だけでなく直帰率も気に掛けるべきです。 もう少し考えてみますと、ローカルナビゲーション等はページごとに違うわけで、もし直帰率が悪いページを発見した際は、 該当ページのローカルナビゲーションに注目してみるのも良いかもしれません。

ともかく直帰率はサイト全体の回遊が高まる大切な指標ですので、 (詳しい説明は「直帰率が大切な理由」)是非ナビゲーションに注目していただけたらと思います。

実データの検証を得る為、他のサイトを調べたのですが、唯一こちらのサイト様が、ご自身で考えられている印象を受けました。

「直帰率を改善したい! サイトのボトルネックを見つけ出し、問題点を解決するには?」 https://www.gyro-n.com/column/improvement_of_bounce_rate/

アクセス解析データだけではなく、ヒートマップやアイトラッキングツールを使っても面白いかもしれないですね。